英語の先生日記

英語の先生が書いています

どうして英語を勉強するの?モチベーションの話

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差し迫って英語が必要ないけれども英語の勉強をしている方はたくさんいらっしゃいます。

仕事で使うわけでも、生活で必要なわけでも、外国人のお友達がいるわけでもない。分かりやすい必要性に迫られていないので、英語の勉強が辛くなることがあるとある生徒さんに伺ったことがあります。

TOEICでXXX点取ると転職に有利だとか、英語ができるようになったら海外旅行に行きたいだとか、漠然とした必要性ではモチベーションが保てないのだそうです。

すごく、分かる。

 

 

皆さんはどうして英語を勉強していますか?一人一人に違った理由があるでしょう。

必要性に迫られて、というと、やる気の有る無しに関わらず勉強しなくてはなりません。会社にX月までにX点取れと命令された!とか、急に英語圏に転勤になった、X点ないと交換留学に行かせてもらえない、英語しかできない恋人ができた、いろいろありますよね。

趣味・教養のために英語を学んでいる人も多いです。語学を学ぶのは素敵な趣味です。知らないことを知るのは楽しいし、良い知的刺激となります。語学学習そのものではなく、英語を介して自分の趣味の輪を広げていく人もいます。自分の行っている活動について英語で情報を発信できるといいですよね。

ちょっと大げさですが、人生のリスクヘッジとして英語を学ぶのもアリです。このご時世何が起こるかわかりません。例えばインターネットで情報収集をするとき日本語の媒体のみに頼らず英語のソースにもアクセスできると得られる情報の量や質が格段に上がります。それによってリスクを回避したり、お金や時間を大きく節約できることがあります。

 

私自身に関して言えば、日本にいても英語は生活の一部です。仕事や友人・知人とのコミュニケーションを差し引いても、英語ができていることで恩恵を受けることはたくさんあります。趣味の海外ドラマ・映画鑑賞だって、吹き替えや翻訳だとどうしても元々のニュアンスが変わってくるし、できればリアルタイムで見たいので、英語で見られれば日本語に訳されるのを待たなくてすみます。ちょっと気になる役者さんの情報もささっと調べれば英語でいくらでも出てきます。また、最近ではスマートフォンの買い替えを検討していて、iPhone7の情報を追っているのですが、日本語より英語のソースの方が情報が早く、情報源も多いです。

 

英語の習得には根気と継続が必要である以上、学習のモチベーションを保つことは大切です。なぜ自分が英語を学びたいのか、学んだ後何がしたくてどうなりたいのか、今の学び方は持続可能な学び方なのかを自分に問い直すことで、モチベーションが新たになるかもしれません。

 

英語学習についてのご相談を承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。 

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